■ヴァロットン展、冷たい炎の画家

■三菱一号館美術館,2014.6.14-9.23
■一つにまとめられない色々な緊張感が溢れています。 例えば版画はムンクへの黒白の世界に通じているようです。 そして「赤ピーマン」には感情が塗り込められている異様さがあります。
「アトリエにいるマックス・ロドリーグアンリーク」の部屋はモノとモノの関係が切れています。 私生活から街頭デモや戦争まで緊張の連続で休まる暇がありません。
ヴァロットンの名前も作品も初めてです。 日本初の回顧展のようです。 遅くなった理由は、ヴァロットンの緊張感は現代ではあたりまえというか、時代が彼の先へ進んでしまったからでしょう。
*Internet museum、https://www.museum.or.jp/report/488