■見つめて、シェイクスピア!展-美しき装丁本と絵で見る愛の世界-

■練馬区立美術館、2014.9.28-11.30
■英国製本装丁協会の装丁本入賞作品がづらっと並んでいます。 本ですから突飛さはありません。 鉄柵デザインは気に入りました。 できれば本の中も見たいですね。 紙の質感や色、活字や行間などもです。
シェイクスピアは読んだことがありません。 舞台は観ていますが。 彼の作品は人間関係を社会に強く絡めているから日本的喜怒哀楽がみえません。 ハムレットやオフィーリア、リア王、マクベス、オセロ・・彼らの心の持ちようにいつも違和を感じます 彼らの行動に理解できない場面が多くあります。 しかし面白いのです。 舞台しか観ていないからこうなってしまったのでしょうか?
ドラクロアやシャガールの版画なども展示されていましたがシェイクスピアの受け取り方に違いが出てますね。 舞台でも演出家や役者、美術や音楽でガラッと変わるのと同じでしょう。 シェイクスピアは見る人によって違ってくるということかもしれません。
*館サイト、https://neribun.or.jp/event/detail_m.cgi?id=m10068