■池袋モンパルナス

■板橋区立美術館,2011.11.19-12.1.9
■入口に「不便でゴメンネ」の垂れ幕がかかっていたけど区立では一番不便よね。 市立も入れると府中市美術館と同じくらいかな? 近くの駅からバスに乗らなきゃいけない。 しかもバスは1時間に2・3本しか無いところがネ。 そしてタクシーを探すことになる。
1930年頃に画家たちが池袋周辺になぜ集まったのか? それはアトリエ付き賃貸住宅が造られたから。 靉光・麻生三郎・松本竣介・福沢一郎や初めて聞く画家たちがこの地区に出入りしていたなんて知らなかったわ。 展示作品は戦争が背景にあっても希望が感じられる。 日常生活まで入り込んだ彼らの団結力が希望を失わなかった理由だとおもう。
今ではこの地区を歩いても副都心外側の見馴れた住宅街の風景しか残っていない。 パリと違って時間と空間の平坦が多い東京はこのような身近な歴史を積み重ねて街の姿・形を作っていくことは必要ね。
*館サイト、http://www.itabashiartmuseum.jp/art-2013/schedule/e2011-06.html